カルナヴァレ美術館-パリ市歴史博物館

Cour d'honneur © Musée Carnavalet – Histoire de Paris
Cour d'honneur
© Musée Carnavalet – Histoire de Paris

マレ地区の中心に位置する、カルナヴァレ邸とル・プルティエ・ド・サン=ファルジョー邸の邸宅内に開館したカルナヴァレ-パリ市歴史博物館は、パリの歴史を学ぶことのできる博物館です。そのコレクションは約625,000点に及び、フランスを代表する博物館の一つとなっています。

カルナヴァレ美術館-パリ市歴史博物館

絵画、彫刻、家具、木工品、装飾美術品や歴史的オブジェ、看板、写真、デッサン、版画、ポスター、メダル、コイン、考古学コレクションなど…、3,800点もの作品が歴史的な建物内に展示されており、先史時代から現在までのパリをたどりながら鑑賞することができます。歴史的、ドキュメンタリー的、感傷的に、そして、パリの人々に寄り添いながら、ユニークで生き生きとした展示でパリの歴史をたどっていきます。当館では、作品の10%を子どもの高さに合わせて展示し、ユニバーサル・アクセシビリティの取り組みや、パリの歴史における重要な出来事についての知識を深められるデジタルデバイスの提供などを通し、どの世代の方にも楽しんでいただけるよう工夫しています。

カルナヴァレ-パリ市歴史博物館では、年代順に設置された見学ルートをたどって、パリの最も偉大な歴史的遺産を鑑賞することができます。新石器時代のカヌー、クロード・ルフェーヴルによるセヴィニエ侯爵夫人の肖像画、ジョルジュ・クレマンソーにより寄贈されたジャン=ジャック・フランソワ・ル・バルビエ作「人間と市民の権利の宣言」の絵画、1901年にアルフォンス・ミュシャが手がけたジュエリーショップ「フーケ」の店内装飾、画家アドルフ・レオン・ウィレットが描いたキャバレー「ル・シャ・ノワール」の有名な看板、さらにはマルセル・プルーストの寝室もご覧いただけます。

インフォメーション

テロ対策「Plan Vigipirate(テロ警戒計画)」の適用により、カバン等荷物の目視での確認を実施しています。ハンドバッグタイプのカバンのみ持ち込みが可能で、スーツケースなどの大きい荷物は持ち込むことができません。 

ロッカー

手荷物を預けたい場合は、受付カウンターとレジの後ろにセルフサービスのロッカーがございます(ロッカーのサイズ:40x36x36cm)。ロッカーに入れたお荷物は当日中にお取りください。貴重品の預け入れはご自身で責任を持って行ってください。
ご注意:安全と展示物保護の理由から、スーツケースや大きなバッグを持っての入館は禁じられています。ハンドバッグなどの所持品のみ持ち込みが可能です。肩掛けなどの場合は体の前に持ってくるか、手に持って入館してください。

感染症対策に関するご注意 

カルナヴァレ - パリ歴史博物館は、来館する皆様が安全に見学できるよう、感染症の感染予防、拡散防止に最大限の注意を払い、対策を行っております。
-          博物館入り口とすべての見学エリアに感染症予防策に関するパネルを設置しています。
-          当館のスタッフは、感染症予防対策を適切に行うよう指導を受けています。
-          政府の決定に従い、各見学エリアへの入場者数を制限しています。
-          11歳以上の方はマスクの着用が必須です。
-          入り口および各見学エリアにはアルコール消毒ジェルを設置しています。
-          接触の多い箇所や共有設備(スロープ、家具など)を重点的に定期的な清掃を強化しています。
-          お支払方法としてタッチ決済を推奨しています。

アクセス

見学者入り口

23 rue de Sévigné
75003 Paris
電話:01 44 59 58 58
 

交通アクセス

メトロ: 
1号線:Saint-Paul駅
5号線:Bréguet Sabin駅
7号線:Pont-Marie駅
8号線:Chemin Vert駅
Vélib’スタシオン(駐輪場):
スタシオンNo.3002 Saint-Gilles – Turenne
スタシオンNo.4010 Saint-Antoine – Sévigné


バス: 
96番線(Place des Vosges)、91番線(Saint-Gilles - Chemin Vert)、29番線(Place des Vosges)、69番線(Saint-Paul)、76番線(Saint-Paul)

開館日・開館時間 

火曜日から日曜日、10:00~18:00
チケット売り場終了時間17:15、販売カウンター終了時間17:55
展示室の閉室時間17:45
祝日の休館日:1月1日、5月1日および12月25日

多忙なスケジュール

料金

個人

常設展示の見学 
常設展示はどなたでも無料でご覧になれます。

団体 

常設展示の自由見学(ガイドなし) 
カルナヴァレ - パリ歴史博物館の団体での自由見学は、団体用オンラインチケットセンターでの予約が必要です。

特別展示の自由見学(ガイドなし)
特別展示の団体での自由見学は、団体用オンラインチケットセンターでの予約が必要です。

博物館の文化解説者によるガイド付きツアーはフランス語または英語で行っています。詳しくは、文化イベント情報 をご覧ください。 
 

 

専用アプリ

「カルナヴァレ - パリ歴史博物館」公式アプリがあなたの見学をお供します。 
このアプリを使って見学前に作品の予習をしたり、お気に入りを保存したりできるだけでなく、パリ市内で最も古い博物館のコレクションを5つの年代別に見ていき、それぞれの作品についての知識を深めることができます。

また、必見の作品を見逃さないための傑作をめぐるルートもチェックしてみてください。  
- 傑作の数々
>大人向け:  30作品 / 子供向け:30作品

- 看板の間とイントロダクション
大人向け:7作品 / 子供向け:10作品

- 先史時代から16世紀初頭までのパリ
>大人向け:18作品 / 子供向け:20作品

- 16世紀末から18世紀までのパリ
>大人向け:
28作品 / 子供向け:32作品

- フランス革命と19世紀初頭のパリ
>大人向け:24作品 / 子供向け:21作品

- 1852年から現在までのパリ
>大人向け:22作品 / 子供向け:15作品
アプリでは、各テーマ、大人用、子供用それぞれに合わせた館内で見られる作品のセレクションがご覧になれます。それぞれの作品には文章やオーディオでの解説がついています。子供向けの音声コンテンツは、青少年向けに作られています。
見学ガイドアプリは、フランス語、英語、スペイン語、ロシア語、ドイツ語、中国語(まもなく日本語版も利用可能)の6言語でご利用いただけます。  
 
アプリは無料でダウンロードできます:
Google Play Store:ダウンロードはこちら
Apple Store:ダウンロードはこちら
 

 

すべての人のアクセシビリティ

カルナヴァレ - パリ歴史博物館は、障がいをお持ちの方や、文化的な慣習が身近ではない方なども含めたすべての方のアクセシビリティについて重視しています。

障がいをお持ちの方とその同伴者は、障害の状態を示す証明を提示していただくことで、無料で入館していただけます。

常設展示の見学は、どなたでもお楽しみ頂けるよう、作品の設置に配慮しています(吊るす作品の高さの調整、ゲームの配置など)。
 

物品貸出

車いすおよびベビーカーは無料で貸し出しています。当館受付にてお申し出ください。この際、事前の予約は不要です。
当館がお貸ししたすべての物品は館外に持ち出すことはできません。

写真

他のお客様の迷惑となるフラッシュ、三脚、大きな機材などの使用がない限り、個人観賞用であれば写真撮影は可能です。